ハナシノブは阿蘇地域周辺の一部に分布する花で草原の減少や盗掘により、個体数が減少しています。
熊本日日新聞に「ハナシノブが泣いている」と、とりあげられたのを当時の細川護煕熊本県知事が着目し、1990年に全国初の希少野生動植物保護条例の制定への架け橋となった花でもあります。
ハナシノブに捧げる演奏会「はなしのぶコンサート」は1981年から2014年まで開催され、地元の住民からとても愛されている花です。
自然保護活動を行う団体や地元の住民の協力により、ヤブ化した自生地の復活や保護・保全などの活動を続けています。
※国内希少野生動植物種
国内全域において捕獲、採取、殺傷、損傷が禁じられています。
違反した場合は、法律により5年以下の懲役または500万円以下の罰金、法人の場合は1億円以下の罰金が科せられることがあります。
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