認定NPO法人阿蘇花野協会が10月7日(土)に高森町で「阿蘇花野再生プロジェクト」の活動を行いました。
同団体は、令和4年度から従来の野焼きに替わる「刈草焼き」を行い、阿蘇地域固有の動植物や草原生態系などを守るために、草原の草資源の利用拡大を図ることなどによって、野の花を未来に引き継ぐことを目的として活動している団体です。
今回は活動の一環として、草刈りをした草を集めて刈干パックを作る作業です。
阿蘇花野協会会員、地元関係者、ボランティアの計50名が参加しました。
阿蘇花野協会の紹介と作業についての説明の後、早速作業に取り掛かりました。

33b-①

・上の方は慣れた地元関係者が担当し、下の方は若いボランティアの皆さんが担当しました。
33b-②

・集めた草を小さな山にしてヘーベーラーの通り道に並べます。
33b-③

・ヘーベーラーが草を巻き込んで梱包された刈干パックができていきます。
・それを運搬担当者が軽トラックに積んで所定の場所に運びます。
33c-④

・刈干パックをブルーシートで覆い、雨露に濡れないように固定します。
33d-⑤

・刈干パックは「青枯病」に効果があるとしてトマト農家に好評で、利用農家が増えていることから生産数を増やすとともに熊本県全体に利用が広がるよう取り組みたいとしています。
・「刈草焼き」は11月に行う予定です。