ムカゴは山芋のツルのわき芽が養分を蓄え肥大化したもので、加熱調理するとホクホクとした食感でほんのりと苦みが口の中に広がります。
調べると山芋は雌雄異株で、上向きに花が咲いているところから雄株とのこと。
ムカゴは両株に生るが、雌株にはさらに実が生り、やがてはじけて種を飛ばすのだそうです。そういえば、昨冬2メートルくらい離れた木の上に雌株の実を見かけました。(時期尚早につき写真無し)なんと「山芋の花殻」といってドライフラワーの材料として取引されているとのことで、そうとは知らずぞんざいに扱って処分してしまったことが悔やまれます。
以上のことからこのムカゴの親は「ヤマノイモ」で自然薯とよばれるもののようです。いつか“親”とご対面したいものです。
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